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ツイッターで140文字からこぼれた妄言を垂れ流します。@rapple001
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AKBと英語とほんのり香るエロスのおはなし
AKBの人気が凄いですね。恐ろしいほど流行に疎い僕ですらちょくちょく耳にするようになりました。AKB48。
そろそろ我孫子市がパロディご当地アイドルのABK76辺りを出しそうな気がするんですが、多分AKBの人気ぷりっから察するにこのギャグを言うのも僕が一万人目だったりするんでしょうね。

そんなこんなで

街中で聴いた"I feel you"というフレーズに違和感を覚えたのです。正確にはその時点でAKBの曲とは知らなかったものの、後で調べてAKBの曲と知ったわけですが。
feelが指す「感じる」は、触覚的、感触的に「触れて感じる」という意味を持つものです。「貴方を(近くに)感じる」という様な意味ではどちらかと言うとsenseなどが適切な訳となります。これも完璧な訳とは言えませんが。
いずれにせよ、"I feel you"というフレーズはどちらかというと肉感的な、エロスティックなフレーズになります。

似たような例で、AKBのサブグループ?(違っていたらファンの方ごめんなさい)のフレンチ・キスなるグループがあるらしいのですが、この「フレンチ・キス」なる言葉、和製英語的な理解では唇と唇が触れ合うか触れ合わないかくらいの柔らかな、可愛らしいキスを意味します。しかし、本来的な意味でのフレンチ・キスは、舌と舌を絡ませ合うようなディープキスを指し、日本で言われるようなフレンチ・キスはバードキスが適切な呼称です。

では、僕は何が言いたいか。秋元康の英語力の欠如を嘲り、自分の英語力をひけらかす意図は全くありません。いや、むしろこの微妙な言葉のチョイスは当然織り込み済みで秋元康氏が仕掛けた遊びだと思うのです。
歌詞の中に少しエロスティックな、セクシャルな匂いのするフレーズを織り交ぜるという手法は古くからアイドル歌謡の王道的技法でありました。
たとえば、「ひと夏の経験」 山口百恵
「あなたに 女の子の一番大切なものをあげるわ」というフレーズはこの世代で無くても聞いたことがあるでしょう。
たとえば、「狼なんか怖くない」石野真子
秋元康氏が関連しているもので言えば、おニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」なんかもそういうジャンルに分類できるでしょう。

つまり、微妙にエロスの匂いを感じさせつつも直接的な描写をしない歌詞はむしろアイドル歌謡の王道であり、"I feel you"という歌詞や、フレンチ・キスというグループ名もその王道にのっとった正統なアイドル路線であると言えるのです。

な、なんだってー!
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