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ツイッターで140文字からこぼれた妄言を垂れ流します。@rapple001
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言葉の誤用と訂正のおはなし
今週の深夜の馬鹿力を聞いて思った話
恒例の文化庁の言葉の誤用調査がありましたね。今回ピックアップされたのは「穿った見方」、「にやける」、「失笑」等でした。

こういうのが話題にのぼるたび、繰り返される議論が「言葉の本来の使われ方は守るべき」派と、「そもそも言葉は変化するもであり、そこまで人口に膾炙しているならもはやそちらが正しい意味でいいはずだ。」派の争いです。
しかし、よくよく聞いてみると、どちらの派閥にも「いや、これは流石に新しい使われ方でいい」とか、「これは流石にまだ本来の意味で使うべき」という単語が存在し、結局のところ「自分が使ってる/知ってる意味を押し通したい」だけな気もしてきます。(これはどちらの意味で穿った見方になるのでしょうか?)

ですが、こういう発表をすることが無意味とも思いません。少なくとも僕の印象では、「役不足」の誤用は減ったように感じています。これは「役不足」という言葉が「力不足」や「役者不足」といった言葉で代替が可能だったという事情も関係しているかもしれません。
だからこそ、文化庁の偉い人達にはこの手の発表をする時、「言い換え」の方も発表して欲しいのです。
「おめーら気取ってっかしらねーけど「穿った見方」の使い方違ってんぜ」で終わらずに、「自分の意見を述べる際に謙り、勘ぐり過ぎのニュアンスも少し入れた言葉」であれば、こんな言葉で代用するのは如何でしょう?みたいな提案をすればいいと思います。

ま、国家が公用語とはいえ言語に過度に干渉するのもどうかと思うので、そこまでしなくていいのかもしれませんが、だとするとそもそもこの調査いらなくね?って話にもなってくるので…。
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